前回の投稿「後編:推進力を得たの巻」では、救世主に文字通り救われて前に進むチカラを得たという内容でした。
でも、力になってくれたのはその救世主だけではありません。
起ち上げるときに、スターティングメンバーだったPさん。Pさんは今は住む場所も職場も離れているけれど、困ったときにはオンラインで助けてくれます。彼女は今、新しい職場を仲間と一緒に作り上げている真っ最中で、それは彼女の念願の職場で、お互い励ましあえる仲間としてこれからも頼りにさせていただきたい。
以前から友人付き合いしてくれる看護師仲間のMさん。病院勤務しているのに、人員が足りないという私の訴えに応えてくれる人。休みの日とか、夜勤前の半日とかを使って勤務してくれています。何よりもMさんは、バディ(だと思っていた人)が突然辞めたときから、ずっとそばにいてくれました。「私の言い方がきつかったから辞めたのかなあ」というと「え?いまさら?(私が)きついのは前からなのに?」とっズバッと申したりもする。それなりに落ち込んでいましたが、すべてを知っている人が見捨てずにそばにいてくれるというのは、計り知れない勇気につながりました。孤独だったら、落ち込んだままでそのままやめていたかも知れません。
同じ区内で訪問看護をしている、T事業所のメンバーも励ましてくれて、そして協力もしてくれました。そのメンバーは、前職場のもと同僚さんたち。時々事務所に遊びに来てくれて、わからないことも教えてくれる頼もしい存在。
バディ(だと思っていた人)が突然辞めた翌日、思わず「〇〇さんが夜逃げした…」とメールしたら、その日の昼にみんなで事務所に来てくれて、話を聞いてくれて、励ましてくれて。バディ(だと思っていた人)も前職で同僚だったので、みんな知っている仲間内なので、愚痴も含めて本音を話しやすい関係。話すことで頭の整理も気持ちの整理もしやすくなる。
そして、突然人員が欠けたのだから事務所が継続できないかも…という悩みにも「利用者さんもあなたも、うちが引き受けるから困ったらいつでも来て!」と言ってもらえました。涙が出るほどうれしかったです。利用者さんも私のことも引き受けてもらえたら、事務所は変わっても訪問継続できるので利用者さんにも紹介してくれたケアマネさんにもそれほど迷惑はかけないし、私も収入を得ることができる。その間に求人活動もして事務所を再開することもできる。そう思ったら本当に心強かったのです。
結局は救世主が現れて、今に至ります。こうやって続けていられるのも、支えてくれた皆さんのおかげと感謝の気持ちです…ベタですが。