さて、常勤スタッフが突然辞めて唖然茫然としていたことと、そのあと奇跡的に救世者が現れたお話です。なるべく感情を抑えて…抑えて…。
6月に入ってすぐ、バディだと思っていたスタッフが突然退職しました。昨年末の会社設立から指定申請の準備、物件探しや事務所の準備を手伝ってもらいました。ステーションの名前を決めるときも、事務所の物件も、机の色やカーテンに至るまで一緒に好みのものを選ぶほど。4月の開業からは、慣れない営業も頑張ってくれてました。確かにストレスもあったでしょう、でも、そのなれない営業の成果でようやく2名の利用者さんの依頼をいただきました。初の訪問に行ったその翌日に突然の退職です。
理由は…わからないのです。何も言わずにいなくなりました。ほぼ「夜逃げ」状態です。退職代行会社ってご存じでしょうか。本人も本人の荷物もすべてなくなっていたその日の朝、退職代行会社の方から電話がありそれですべて終了です。
確かに慣れない営業とか、利用者さんの依頼が来ないストレスがあった(…と思う)
お互いストレスフルになり、息苦しかった(…かもしれない)
遠くから通っていて、疲れたのかも(…自分で決めたよね?)
いよいよ訪問が始まり、オンコールとかもプレッシャーになったのかな(いまさら?)
私も余裕がなく、友達付き合いの延長で甘えがあり嫌な対応をしてしまった(…とも思う)
何しろ、退職代行会社の方の言い分では、今後本人及び家族関係者に一切連絡を取らないで下さいとのこと(まるで私は犯罪者?)。そのため彼女の気持ちも退職の理由も聞くことができません。もちろんそれまでの間に何か相談があったわけでもありません。だから憶測でしかない。私側からの見方しかできない。個人的には5年も友達付き合いをしてきたのに、何も本音を聞けませんでしたが、わからない以上考えても仕方のないこと。
まるで、5年付き合った彼女が押しかけ女房(古い?)になって一緒になったのに、数か月していきなり離婚届を置いて出ていったという感じ。
悲しいとか、怒りとかではなく、丸二日くらいは茫然自失の状態でしたが、利用者さんも決まり動き出したのに常勤がいなくなって、どうするか考えなければならず落ち込んでいる暇はありませんでした。事務所存続の危機、指定取り消しの危機、とにかくスタッフを探さなきゃいけないと奔走するわけです。
救世主が現れた話は後編に続きます。退職代行会社の存在も、その会社を使ってやめたスタッフのことも、個人的にはいろんな感情や考えがあります。でもそれは人それぞれ、やめる人にも事情があるのでしょう、その人なりに。もちろん私にも問題があったと思います。ちゃんと反省するところは反省して、前に進んでいきましょう。